苦しくてこのページを見ているなら、安心して良い。
あなたはパチンコを辞められる。
本当に一つしかない唯一の方法をここに記した。これで本当にパチンコとおさらばできる。
ほんの少しの勇気と行動で苦しみのループから脱出することができる。
物理的に行けないようにする!本当に本当にこれしかない!
ネットや本で調べ、いろいろと実践したが、結局のところ
物理的に距離を取るしかない!
それが、シンプルで唯一の正しい方法。
→そもそも金銭管理能力を失っているので実行不能。
「レートを1円に落とす」
→1円であれパチンコに脳をさらしている限り辞められない。
「仕事を詰め込んで、時間的に行けなくする」
→それでも休みは来てしまう。寝てやり過ごそうにも、夕方頃に起きると、つい行ってしまう。つまりこの方法では辞められない。
「金銭感覚を戻すためにパチンコに行きたくなったら物を買うようにする」
→金銭に関わるとパチンコのことが想起されるので、結局パチンコに戻ってしまう。
「脳の報酬系を修正する」
→パチンコ依存症の脳は【当たりを引けばお金が出る】という思考回路が焼き付いている。修正するために、自分に小さなご褒美をと考えるのだが、そのご褒美は、もちろんパチンコになる。よって抜け出せない。
上記の方法では絶対に辞められない。実際、全て失敗に終わった。
そんな生半可な気持ちで辞められるほど、パチンコ依存症は甘くない。
自分がパチンコ依存症になっていることに気づく
「ギャンブルに溺れる」と表現されるが、本当に溺れていたと思う。もがけばもがくほど沈んでいく。どうにかしなくてはと、動いても必ず裏目に出る。
実際、どうにかしようと、もがいて逆に借金は増えた。確かにいろいろと考えた。しかしそれらは全て裏目に出た。断言しても良い。溺れている人間がもがくと、ぜったいに沈む。浮かぶことはない。
まずは、自分が溺れていることに気づくこと。
抵抗しないこと。ムダなあがきはしないこと。諦めること。
自分ひとりでは解決できないと開き直って、助けを求めること!
まわりから、冷たい目で見られるかもしれない。それでも言おう。諦めよう。少しだけ勇気を使うところ。
誰しもが何かに溺れる。罠の多い世の中だ。あなたは悪くない。
痛いほどに気持ちはわかる。少なくとも、私はあなたの味方です。
金銭管理能力を失っていることに気づく
断言できる。あなたは金銭管理能力を完全に失っている。
そして、今は金銭管理能力を回復させる時ではない!二つのことは同時にはできない。それは一旦置いていおく。
今は、なにより先にパチンコを辞めること!
助けを求めることは格好悪くない!
格好悪くない。むしろすごいことだと思う。
考えてみて欲しい。
溺れている最中に「冷静に考え」「行動を起こす」それできたら、とてもすごいことなのだ。普通はできない。しかし、本気で溺れて本気で苦しいなら、本能がそれを選択するはず。それが身を任せるということなのだ。
戦ってはいけない。諦めろ。そして流れに身を任せる。
目を閉じて、自分の本当の声を聞いて欲しい。
「助けて」「苦しい」「抜け出したい」そういう声が聞こえたなら、それが真実だ。
でも少しだけなら…まだパチンコにだまされるのか?まだ他人に人生を支配されたいのか?
行動を起こす
金銭管理の放棄
自分が金銭管理能力を失っていることを認め、その自己管理を諦める。
家族、弁護士、上司、誰でも良い。とにかく金銭を自分から遠ざけること。
少しの勇気を振り絞り、過ちを告白できたなら、この行動は難しくない。人は優しい。とくに自らの過ちを認め、更生しようとしている者には手をさしのべてくれる。それは人が本来持つ、助け合いの精神なのだ。あなたも、私も、救われたなら、この先同じような苦しみで誰かが助けを求めてきた時、すすんで手をさしのべよう。そうして恩返ししていくのだ。
- カード類はすべて預ける
- 給料の口座は管理してもらう
- 返済の手続きを実行してもらう
パチンコ店への「出入り禁止」の申し出
【少しの勇気と行動】その最たるが、「出入り禁止」の申し出だ。
恥ずかしい、情けない、プライドがある。
わかる。わかるが、ほんの一歩だけ前へ。
カウンターへ行き「出入り禁止」にして欲しいから偉い人を呼んでくれ。そう申し出るだけだ。一度やってしまえば簡単。そして効果絶大である。
ちなみに、何件も申し込んだがたいていはこう言われる。
「当店では入店管理できないので、サポートを紹介しましょうか?」
それもそうだ。小さな店ならともかく、大型チェーン店ならいちいち顔などチェックしていない。
しかし、そこは問題ではない。
申し出ることに意義があるのだ!
その瞬間に変わることができる。ほんの少しの勇気と行動が自分の支えになるのだ。
コツはこちらの顔を覚えてくれと言わんばかりに相手の目を見ること。情けない、苦しい、恥ずかしい自分を見て貰うこと。さらけだすこと。
そうすることで、プライドが芽生える。
行かない。行けない。というプライドだ。
人間は恥に弱い。
これは本当である。本能的に恥を回避する能力がある。
ただでさえ恥ずかしい思いをしているのだ、これ以上を自分を辱めないでくれ
そういう気持ちになることが大切なのである。
嘘だと思うでしょう?やっみて!本当だから。
借金返済は懲役刑だと思え
完済にどれくらいの期間がかかるかは人それぞれだろう。
しかし、受け入れなくてはならない。これは自らを罰し、やり直すため、生まれ変わるための更生期間。懲役刑なのだ、と。
刑務所の時給は5円ほどらしい。あなたの給料はそんなことはないはず。
苦しい日々が続くだろう。
しかし、辛さに耐え、粛々と日々を生きる。
完済したとき、きっと何かが変わっているだろう。
きっともう溺れていないだろう。
岸辺では足がつき、それは人生に根を張るということ。
他人からの支配から解放され
ようやく、自分の人生を生きられるのだ。苦しみを知り、それを乗り越え
太くたくましい根を張って。
さいごに
これを書いている私自身。上記の行動を起こしたばかりだ。
借金返済の道のりも遠く長い。
失った時間、金銭は途方もない。何度も死のうと思った。
しかし、乗り越えようと思う。
毎日、先のことを考え、苦しくなる。
でも、もし誰かが、この文章を読んで、共に戦ってくれるなら
それほど心強いことはないだろう。
どこかの誰か。同じ苦しみを味う同胞よ。
あなたに届くことを祈る。
2020年1月